当ページでは、、"FXに関する基本的な知識"を分かりやすく丁寧に解説させて頂きます。
「そもそもFXって何・・?」
「FXの仕組みがイマイチよく分からない・・」
「どうやってFXで利益を出すの・・?」
といった方は、ぜひ当記事をご参考下さい。
それでは、本題に入っていきます。
Contents
FXとは・・?
FXとは、Foreign Exchangeの頭文字をとった略称になります。元々は、"外国為替取引"という意味で使われていましたが、最近では"外国為替証拠金取引"という意味で使われています。
「そもそも、外国為替取引や外国為替証拠金取引って何・・?」
という方も多いと思いますので、両者の言葉の意味と、その違いについて解説していきます。
外国為替取引について
外国為替取引を簡潔にいうと、通貨の交換(両替)です。
例えば、貴方が日本に住んでいて、海外旅行でハワイに行くとします。ハワイで利用されている通貨はドルですから、日本円をドルに交換(両替)しなくてはいけません。このように円を他国の通貨であるドルに交換(両替)する行為を"外国為替取引"と言います。
ちなみに、FXでは通貨を交換する行為を通貨売買と呼んでいます。
なので
"外国為替取引=通貨売買"
と認識しておいて頂ければOKです。
「なんで通貨の交換が通貨売買になるの?」
という方もいらっしゃるかと思いますのでもう少し掘り下げて解説していきます。
例えば、貴方がハワイ旅行を楽しむために1万ドル必要だとします。仮に1ドル=100円だった場合、100万円と1万ドルを交換することになります。この行為は、"100万円で1万ドルを購入した"とも言い換えることが出来るかと思います。
次に貴方がハワイから帰国する際、全く買い物をせずに1万ドルが手元に残っていたとします。今度はドルを日本円に交換する必要が出てきますが、この時点で仮に1ドル101円だった場合、1万ドルと101万円を交換することになります。この行為は"1万ドルを売却して、101万円を得た"と言い換えることが出来るかと思います。
上記の一連の流れが通貨の売買となります。
ここで重要なのが旅行に行く前と、行った後の手持ち金の総額がⅠ万円増えているという点です。
後程詳しく解説させて頂きますが、FXも上記と同じように通貨売買を行って利益を得ていくのが基本となります。
外国為替証拠金取引について
それではFXの本来の意味である、"外国為替証拠金取引"について解説していきます。
外国為替証拠金取引は、"取引総額が証拠金に対して等倍でない通貨売買取引"のことを指します。※証拠金とは外国為替取引サービスを提供している業者に担保として預けるお金であり、取引を行うための自己資金と認識して頂ければOKです。
業者に10万を証拠金として預けた場合、仮に1ドル100円だったら本来購入できるのは1000ドル(取引総額は証拠金に対して等倍である10万円)までとなります。しかし、外国為替証拠金取引では2000ドル(取引総額は資金に対して等倍でない、2倍の20万円)と、本来買うことが出来る金額以上のドルを購入することが出来ます。
このように、本来取引できる金額以上で行う通貨売買取引を外国為替証拠金取引と呼んでいます。
補足
"なぜ、預けた金額以上の取引が出来のか"
それは、外国為替証拠金取引が、"最初に通貨を買ったら将来的に必ず買った通貨を売る"、"最初に通貨を売ったら必ず売った通貨を買い戻す"という差金決済を採用した取引だからです。差金決済は、実際に外貨を買ったり売ったりせず、買った時と売った時の値段の差額だけを受け取る、もしくは支払うことで完結するため、取引総額の全額を用意する必要がありません。そのため、資金以上の通貨売買取引が出来るという訳ですね。
外国為替取引と外国為替証拠金取引の違いについて
ここまでの話をまとめると以下のようになります。
外国為替取引 = 証拠金(自己資金)に対して等倍の取引総額で行う通貨売買取引
外国為替証拠金取引 = 証拠金(自己資金)以上の取引総額で行う通貨売買取引
上記から両者の違いは、証拠金に対して取引総額が等倍なのかどうか、という点になります。
つまり、取引総額が証拠金と同じであれば、外国為替取引であり、取引総額が証拠金よりも多ければ外国為替証拠金取引ということになります。
FX=外国為替証拠金取引ですから、FXは証拠金以上の取引総額で通貨売買を行うものだと認識して頂ければOKです。
ちなみに、少ない資金で大きな額の取引を出来ることを、てこの意味から、"レバレッジ"と呼んでいます。例えば、資金10万円で、1ドル100円の時に、貴方が2万ドルのドルを購入した場合、その取引は"レバレッジ20倍の取引"、ということになります。
FXで利益を出す方法について
FXで利益を出す方法は、シンプルに以下の二つだけです
1:為替差益
2:スワップポイント
それでは、1つずつ解説していきます
為替差益について
相場は常に価格が変動しています。ドルと円であれば、1ドル100円の時もあれば、1ドル101円の時もあります。FXはこのような相場の価格変動を狙って利益を上げていくのが基本となります。
例えば、これから価格が上昇していくと推測し、1ドル100円の時にドル購入(新規注文)します。その後に、推測通り価格が上昇し、1ドル101円となった時点でドルを売却(決済注文)したとします。この時(101-100)=1円が貴方の利益となります。ビジネスの基本ともいえる、"安く買って高く売る"というのは投資の世界でも一緒ということですね。笑
そして、FXの場合は先に売ってから、後で買い戻すということが可能です。※実際には外貨の受け渡しは行っていないため、あくまでもイメージだと思って下さい。
高く売ってから安く仕入れて利益を出すことが出来るのもFXの魅力の1つとなります。
上記にように、FXでは相場の変動を上手く利用しながら通貨売買を行って利益を上げていきます。
スワップポイントについて
スワップポイントとは、異なる通貨ペアの金利差調整額のことです。例えば、現状で日本円の金利は0.1%、豪ドルは1.6%のため、1.4%の金利差があります。つまり日本円を売って豪ドル円を保有しておくと、毎日上記の金利差分を配当として毎日受け取ることが出来ます。
スワップポイントは通貨を保有しているだけで、利益を上げることが出来るという魅力がありますが、逆に保有しているだけで損失になってしまうという危険性も秘めています。この点については以下の記事でご説明していますので、興味がある方はぜひ目を通しておいて下さい。
FXのスワップポイントを徹底解説=メリット・デメリットをしっかり押さえよう(準備中)
まとめ
今、小資金でも大きな利益を狙っていくことが出来るFXは、非常に人気を集めています。FXは誰でも簡単に始めることが出来ますが、簡単に始めることが出来るがゆえに、殆どの人が軽い気持ちで始めてしまい、最終的には資金を溶かして相場から退場してしまっています。これから、FXを始めようと思っている方はぜひ、正しい知識をしっかりと学んで頂いた上で、FXに取り掛かるようにして頂くようお願い致します。
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。